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走れるプチジオラマ 「 一瞬の入り江 」 その3

バラストのボンド水溶液が乾燥したプチラマ。
砂が妙に茶色く見えますが大丈夫。
基本塗装を始めます。
まずは架線柱、レールにマルチプライマーを吹き付け。

DSCN7185-1.jpg






バラストをねずみ色1号をで調色します。フワフワッと軽く吹き付けます。

DSCN7186-1.jpg






バラストの調色ができたらバラスト部分をマスキング。

DSCN7187-1.jpg






重厚感が欲しい部分は黒立ち上げとしました。(半分酔狂!?)
ガイアの黒サフェーサーを吹き付けます。

DSCN7189-1.jpg






下地が吹けたらダークグレーで全体を塗装。
続いてねずみ色1号で調子を整えます。エアブラシは上下方向に動かしました。
グレーのトーンがあらかた整ったらタンにグレーを少々混合したもので乾いたコンクリートに表情を加えました。
防波壁の先端はごく微量に艶消し白を薄吹きエッジを強調しました。

DSCN7190-1.jpg





周囲の壁面周りの基本塗装が完了したらマスキングを剥がします。

DSCN7193-1.jpg






続いてトンネル内壁にトーンを付けます。
マスキングしてねずみ色1号を暈しながら吹きつけコンクリ―トの継ぎ目を表現。
このままの状態ではわざとらしく見えますが、ダークアース、レッドブラウンで調子を整えます。

DSCN7194-1.jpg






レールにレッドブラウンを吹きます。
続いて線路周りをウェザリングします。

DSCN7199-1.jpg






線路回りは、ダークアース、オレンジ、レッドブラウンで錆びの飛散を書き込みます。

DSCN7200-1.jpg






基本塗装の完了した現在の姿。
トンネルの内側から外を覗くとこんな感じ。

DSCN7203-1.jpg






海岸からの眺め。
次は難所の岩表現です。

DSCN7204-1.jpg
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テーマ : 鉄道模型
ジャンル : 趣味・実用

コメント

非公開コメント

トンネルを抜けたら

薫風さま

トンネル内側からのショットがいいですね♪
決まった色の車両と違って、自然の風合いを出してゆく塗装が楽しそうです。

ところでエアブラシについてご質問があります。
勝手に名付けて  「薫風さんおせーておせーて質問コーナー」  ^^(コマツマサオ風) 


質問1.色を替える際にどれくらいの清掃しておりますか? 

質問2.例えば乾燥待ち時間が10分ほどあったとしたら、清掃をしますか? そのまま待ちますか?

質問3.ずばり ノズル詰まりをさせないコツってありますでしょうか?


恥ずかしながらエアブラシ初心者はいつも謎だらけでして☆
ノズル詰まりを恐れてまして、とても知りたい部分です。

教えて頂けると嬉しいです^^ よろしくお願いします。。。



Re: トンネルを抜けたら

まるお様

コメントありがとうございます。
トンネル内側から外を見られるシーンってあまりないでしょ!?^^
実物とはちょっと違うかもしれませんが内壁も雰囲気重視で変化を付けました。
壁面・ポータルともに周囲のバランスを見ながらもう少し追い込んでみたいところです。


確かに車両と違ってガチガチな色指定はありませんが「自然の風合いを出していく」のがまた難しんですわ・・・。
(^^;)
昨日もダムや擁壁の実物を観察してきましたが、何色を混ぜてどのように吹くか未だ答えが出ません。
(アホンダラ)


ご質問いただいた件、私の貧相な経験と知識がお役に立つか判りませんが。
質問1.色を替える際にどれくらいの清掃しておりますか?
ANS.
1・まずは余分な塗料ぬぐい、コンプレッサーの圧力はフルに。シンナーを1cc(位だと思います)カップに注ぎ「うがい」します。
2・うがいをしたら、カップ内を筆で擦ってカップ回り、カップ底部、カップ内ニードルの出口回りの残った塗料を確実に洗浄。
3・カップ内の塗料をトリガー全開で半分から3分の1程度噴霧。残ったシンナーは逆さにして溢します。
4・1から4を合計5回程度繰り返します。
*ただ「うがい」で空気攪拌するだけでなく、積極的に筆で塗料を浮かす・溶かし出すのが早く綺麗にするコツのように思えます。このとき必ず、シンナーは通常のものでなく、「ツールクリーナー」を使用してください。Oリングを痛める可能性が高いので手早く処理します。

質問2.例えば乾燥待ち時間が10分ほどあったとしたら、清掃をしますか? そのまま待ちますか?
ANS.しません。そのまま待ちます。ニードルが全閉ならば塗料が染み出ることもないでしょうし、カップの蓋が閉まっていれば余程の事がない限り短時間で乾燥することはないはずです。
カップの蓋は思わぬ事故防止のため、塗料を注ぐ際以外は必ずしっかり被せておくのが鉄則です
ノズル周りに塗料が付着していればツールクリーナーで溶かします。
また、染み出るようならばノズル内側に掃除の際に残ったティッシュの繊維が吹き溜まっている可能性がありますので作業後にノズル周りを分解清掃するといいと思います。
再吹き付けまで若干でも時間があく場合、使用前にうがいをして塗料を攪拌します。

質問3.ずばり ノズル詰まりをさせないコツってありますでしょうか?
ANS.塗料はとにかく濃すぎないようにする。これ以外は考えられない気がします。(貧相な経験・涙)
濃度は 溶剤系アクリルで 塗料1:リターダシンナー1.5以上希釈するのが良いと思います。

期待通りの回答になっていないかもしれませんが、こんな感じです。
(汗)

迷いが無くなりました^^

薫風さま

とても丁寧にわかりやすく書いて頂き本当にありがとうございました。

知りたかった事、やっていなかった事が明解になりました。 

清掃では筆を使ったことが無く、うがいをメインに専用のブラシで擦る程度(最近壊れてうがいのみ)でした。
また溶剤はシンナーを使っていましたので早速変更したいと思います。

塗装間隔が開く際、清掃をしないとダメだと思っていました(実際そうしてました)
そのままでOKだったのですね、、、ご説明を読むと至極納得、、、(アホ)
安心して乾燥時間を取れますし、慌てて清掃&慌てて塗料入れをしなくて済みます。


ノズル詰まりを起こす、、、何度も経験してて、希釈が濃いのかな?と、、その都度シンナー足してうがいして・・・・
いつも「これで良いのかなぁ?」  「イチかバチかやってみっか」 そんな感じでエアブラシを使っていました。


「迷い」があると作業の間に起きるとリズムが崩れて思わぬ失敗を作る

頭の中にあったモヤモヤが消えました!

貴重な経験を快く教えて頂きまして、本当にありがとうございました!!!

Re: 迷いが無くなりました^^

まるお様

拙い知識と少ない経験ではありますがお役に立てば幸いです。
何事も奥が深いですよね。私も解んない事だらけです。
(^^;)

書き漏れてしまいましたが、ツールクリーナーは大容量のものをおすすめします。
因みにうちはガイアのツールウオッシュ1000mmlを使ってます。
小さいのを買うと精神が今流行の「sekoi」になっちゃうので注意です。
・・・でもそのお金で車両買いたくなっちゃうんですよね。
(私が一番セコイ・・・爆)

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-薫風-

Author:-薫風-
この前まで19歳だと思っていたらあっという間に時間は流れ・・・。
(ホンマかいな)
写真、模型、乗り物好きなアラフィフです。

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