さらば 39685

先週、Yahooニュースを見て吃驚。
旧与野市のシンボルの静態保存蒸機の「39685」が解体されるとのこと。
目の前を通り過ぎるたびに車体の痛みの激しさに不安を抱いてましたが、まさか現実のものになるとは・・・。
お別れに立ち寄りしてきました。

DSC_7553-1.jpg


非公式側斜め後方から。
間近で眺めるのは初めてでしたが、自分の想像以上の痛み具合です。

DSC_7533-1.jpg








キャブ助手席側。

DSC_7535-1.jpg








キャブガラスは1枚だけ残っています。

DSC_7537-1.jpg








クロスヘッド周り。
銀塗装されており下地は綺麗な気も・・・。

DSC_7539-1.jpg








非公式側前方から。
解放梃は両側ではないんですよね。今さらながら・・・。

DSC_7544-1.jpg








公式側斜め前からローアングルで。
フェンスの関係もあり、今となっては囚われの身のようにも見えて心が痛みます。

DSC_7558-1.jpg








旧与野市の花。バラの花壇越しに。
初夏ならとてもハッピーな画像になったと思います。

DSC_7559-1.jpg








最後の塗装整備は20年前の1996年だったそうで。
転落事故があった関係で10年前にフェンスが設置。
「お友達のみなさんへ・・・」甲虫の悲しみが伝わります。

DSC_7563-1.jpg








公式側キャブ周り。

DSC_7567-1.jpg









大正9年 川崎造船製造の銘板が見えます。

DSC_7569-1.jpg








公式側テンダー側面。
痛々しくも どこか美しく ちょっと悲しい・・・。

DSC_7576-1.jpg








39685の紹介看板

DSC_7565-1.jpg








この地に佇むこと44年。
この96に心があったら今何を思うのか。

DSC_7547-1.jpg








アポとアポの合間の強行軍でしたので10分程度の滞在でした。
解体は9月中旬からとのこと。(もう中旬ですが)
解体中はカバーで覆われるとのことですので最後の雄姿を目に焼き付けるならこの週末が最後のチャンスかもしれません。

DSC_7578-1.jpg








後ろ髪を引かれるような気持ちで振り返り 最後の1枚。
製造から約1世紀。お疲れさま、そしてありがとう。
さよなら 39685。

DSC_7580-1.jpg







関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 趣味・実用

コメント

非公開コメント

昔の思いは・・・

こんにちわです。

何とも可哀想な状況です。
ここまでボロボロとは・・・
最近、この手のお話・ニュースを聞いたりしますが、保存にはそれ相応の費用が掛かるのは必定。
ここに9600を持ってきたときの気持ちや企画、年月が経過し事情が変わったでは済まない、いい加減さが嫌な感じがするんです。
9600には、ご苦労さんでしたとしか言いようが無いです。
もっと他で、きれいに保存できる可能性もあったろうに・・・残念ですね。

それぞれの人生

解体ですか、、、

これまで保管されてきたことが良かったのかそうではなかったのか確かに聞いてみたいものですね。

でもこれが与えられた人生だったのかもしれません。

Re: 昔の思いは・・・

がおう☆さん

コメントありがとうございます。
いい加減さ>解体業者がJRの子会社だとか、修繕には5000万円も費用は掛からない(試算のベースを何処に置くかでこんな試算は役所の都合で幾らでも都合良く発表できるのは何処も同じ・・・)とか民間で引き取りたがる処があっても頑なに役所が解体(費用は1765万円の模様)拘ったとか、何が何処まで本当なのか解りませんね。
(;´・ω・)

保存に携わっていた国鉄OBの方の超高齢化や与野市からさいたま市になってこの手の財物に対する価値観が変わったのか(だとしたら「鉄道の街」が聞いて呆れる)我々一般市民の知れぬ問題が多々あるのかもしれませんが、寂しい限りです。

SLの全廃から40年あまり、露天で保存されている他の蒸機の末永い保存を祈るしかありません。



Re: それぞれの人生

へのへのもへじ様

コメントありがとうございます。
現役引退と同時に解体されてしまった個体の方が多いのですから、彼は彼で幸せな機関車だったのではないかと思います。

始まりがあれば終わりもあるのがこの世の定めとはいえ、長年見慣れたSLの姿がなくなるのは寂しいですね。
解体後のパーツは鉄博の資料として保存されるとの話もありますが、どの部分がどれだけ残るのか気がかりです。

文化がまた一つ消える

薫風さま

個人的に一番好きな蒸気機関車です♪
一枚だけ残ったガラスにロマンを感じます^^

鉄道に限らず古くなったものをことごとく無にしてきた風潮に虚しさを感じますね。
お城にあるような保存姿勢はあっても、近代の文化はあまり大事にしない。
豊洲にあれだけの金をかける異常さはあっても5000万円(ほんとかな?)は惜しむ。
もっとも管轄が都と県(市)と違いますが、、、、

一番カチンとくるのは地震を理由にするところだったりします。

もったいないですよね^^

Re: 文化がまた一つ消える

まるお様

コメントありがとうございます。
96は太めのボイラーに小径の4動軸が絶妙なフォルムですよね。
積み木のSLってこれがモチーフなのかとも思えてしまいます。

日本人にとっての文化財って何なの!?って気持ちが鎌首をもたげます。
近代文化を軽んじる薄っぺらな価値観が防災の名を借りてますます加速してる気がします。

壊すなと反対するばかりでなく、壊さないためにどうあるべきかの議論も必要な時期なのかもしれませんね。
(`・ω・´)



与野市

数十年ぶりに戻ってきたNゲージファンです。
Nゲージの世界は全く変わっていてまさに浦島太郎です。

与野市役所に置かれた96
子どもの頃から見ていました。
やがて大人になり与野から離れていました。

数年前
仕事の関係で再び戻って96に再開しました。
朽ち果てきた姿に言葉もなかった。

合併により「与野」と言う名前が消えました。
まさかこの96迄消えるは………

何か自分の心の中の物まで奪われていくような気持ちです。

この96
Nゲージの商品でこのナンバーありましたよね?

山形は米沢の友人とこの96をネタにして盛り上がったのに……

同じように「市民会館おおみや」の横にあるC12も同じように解体されてしまうのでしょうか?

複雑な気持ちです。
せめて私の模型の世界では現役機関車として大切にします。

Re: 与野市( 中央区 )

浦島太郎 様

コメントありがとうございます。
合併で「与野」の名前は消えてしまいましたね。後から加わった岩槻市は「岩槻区」なのに・・・。
「96まで消さないで」という気持ちは近隣の方も含めて同じだと思います。

市民会館横のC12もコンディション的には非常に心配です。
この投稿でも触れようとも思ったのですが、重すぎる気もして書きませんでした。
早々に詳細に撮影しておこうと思います。

この車番が模型に同封されているとは全く存じませんで・・・。
先ほどKATOのHPを確認したところ、商品見本写真がまさにこの車番ですね。驚きました。
情報ありがとうございます。

幾多の車両が去っていきましたが、模型として手許に置いておけるのはせめてもの救いですね。




プロフィール

-薫風-

Author:-薫風-
この前まで19歳だと思っていたらあっという間に時間は流れ・・・。
(ホンマかいな)
写真、模型、乗り物好きなアラフィフです。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
FC2カウンター
リンク
楽しく参加しております。宜しければポチッとお願いします。
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR